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2004/07/06

検屍官シリーズ「警告」

 とあるサイトの掲示板でこのシリーズが紹介されていて、おもしろそうだなーと購入したのが始まりでした。
 元々、書店に並んでいるのを見たことがあって、少し興味をひかれてもいたので丁度よかったって感じです。

警告(講談社文庫)
P.コーンウェル〔著〕・相原真理子訳

出版社 講談社
発売日 1999.12
価格  ¥ 980(¥ 933)
ISBN  4062647362

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 この本は、検屍官シリーズの10冊目にあたります。
 一冊完結の形をとっていますが、途中だけを抜き取って読むのはお勧めできません。というのは、前の事件が登場人物の心理に深くかかわっていることが多々あるのです。それに、主人公のケイ・スカーペッタをはじめ、姪のルーシー、マリーノ警部など、登場人物たちは回を追うごとに年齢を重ねていきます。どうせなら、その成長や状況の変化も楽しんだ方がいいと思うのです。

 さて、この「警告」ですが(ネタバレを含むので、読まれる方は反転願います)、
 前作「業火」で亡くなった、FBI心理分析官であり、ケイの恋人(事実上の伴侶)であるベントンからの手紙で始まります。
 もうね、この時点で号泣。
 というか、まさか主要人物であるベントンが殺されるなんて考えてもいなかったから、「業火」では本当に驚かされました。
 「警告」では、この哀しみに捉われたケイの心理描写が克明に描かれています。信じたくない、でも信じなければならない、その心の揺れ動く様は、見ていて辛いほどです。
 なのに……なのに、インターポールの(というととっつぁんを思い出すなあ(笑))ジェイ・タリーって、なんだよ、アレ。驚いちゃったよ、オバサンは。

 このシリーズは回を追うごとに面白くなっていきます。翻訳ものを読むのが大の苦手な私は、最初の方はかなーり時間がかかりましたが、この「警告」はすぐに読めちゃったもん。面白かったですわ。

 まだ手元に続編が残っているので、それらも近日中に読みたいなーと思ってます。

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