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2004/10/26

日向 蓬「マゼンタ100」

 自分の力のなさを思い知る。

マゼンタ100
日向蓬〔著〕

出版社 新潮社
発売日 2002.09
価格  ¥ 998(¥ 950)
ISBN  4104559016

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 私は今、コバルトロマン大賞に向けて原稿を書いています。書いている最中に本を読むと、ビミョーに文体とか内容に影響を受けてしまうので、読まないようにしていましたが、とりあえず120枚ばかり書いて確立したので、一息入れようと読んでみました。

 この表題作は、第一回「R-18文学賞」大賞受賞作です。
 描写が丁寧でキレイな上に、リアルです。どちらかというと、純文学に分類されるような気がします。
 短編集になっているのですが、どうやら主人公は同一のようです。小説を書いた、とか書かれているので、もしかしたら実体験なのかもしれません。
 どちらにしろ、面白い。自分自身の体験をここまで客観的に見られたとしたらすごいし、想像なのだとしたら、心の動きが非常にリアル。

 今、R-18文学賞に二作ほど投稿して、結果待ちなのですが、「こりゃ無理だな」と思いました。とほー。

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コメント

>>書いている最中に本を読むと、ビミョーに文体とか内容に影響を受けてしまうので

うっわあ、これすっごい分かるなあ。
私も椎名誠を読むと「ワシは怒っておるのだ」とか書いてしまうし
宮部みゆきを読むと「乗っているエレベーターが落下するような落胆を覚えた」
なんて書いてしまいます(ちょっと違)。
さすがに時代劇を読んでも「武士に二言はないでござる」とは書かないけど(笑)。

R-18というのは、いわゆる「18歳以下はダメよ」というジャンルになるのでしょうか。
私にはこういうくくりが今イチ分からないのですけど
そういう指定がなくても、充分子供に読ませられない物もあるし
指定されていても若いうちに読んでほしい物もあるしね。

どうかがんばってくださいね。
そして、良い結果が出るといいですね~。

投稿: しのぶ | 2004/10/27 00:10

>しのぶさん
>私も椎名誠を読むと「ワシは怒っておるのだ」とか書いてしまうし
 すいません、笑ってしまいました(笑)。
 やっぱり影響されちゃいますよね。新井素子を読んだあとは、「あ、自己紹介しておくね。あたし、リカ、18歳」とか書きそうです(年齢にツッコミは不要ですよっ)。
 プロの文体のリズムというものに、完全に影響されればいいのでしょうが、ビミョーに影響を受けるので、むちゃくちゃになっちゃうんですよねえ。たはは。

>R-18というのは
 うーん、子供にはダメと言えばダメなのでしょうか。私が見る限り、この本は性描写があるだけの恋愛小説って感じなんですけど。室井先生のもそうだったなあ。
 R-18文学賞では、いわゆる「官能小説」を募集しているのではないようです。よく、「そんな女いません」っていう小説があるじゃないですか。制服着た人が都合よく脱いじゃうようなヤツが。そういうものではないんですよ。
 R-18だからといって、どきどきしながら読んだ男の人には、期待はずれかもしれませんね(笑)。

>どうかがんばってくださいね。
 はげましのお言葉、ありがとうございます!
 「作家志望」であり続けて、はや○年。このままでは「永遠の作家志望」で終わりそうなので、本当に頑張りたいです。とほほ。

投稿: リカ | 2004/10/27 00:59

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