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2006/02/15

東野圭吾 『容疑者Xの献身』

 一気に繋がる。

容疑者Xの献身
東野 圭吾著
文芸春秋 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

 ちょっと前に読んでいたんですけどね、どう紹介していいものやら悩んでいて。
 それで、今でもやっぱりどうしたらいいのか分からないんですけど。

 もー、何を書いてもネタバレになるような気がする!
 これはネタバレ厳禁の話です。まあ、ミステリならどれでもネタバレ厳禁っちゃ厳禁なんですが。

男がどこまで深く女を愛せるのか。どれほど大きな犠牲を払えるのか--。(オビより)

 読んでいて、どうにもオビの言葉に違和感を覚えていました。
 なんかおかしいな? 紹介文は少し違うんじゃないかな? って。

 それがね……もう、ね……。ああ、ダメ、言っちゃダメー!

 面白いので思わず読み急いでしまいますが、じっくり読むことをオススメします。
 ラストを読む前に、一呼吸、一呼吸。絶対ね。

 しっかし上手いな、東野圭吾。
 どう上手いのかも言えないのだな~。もどかしい。

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コメント

へぇ~。
全く内容はわかりませんが、面白そうって感じがしてきました。
『容疑者Xの献身』は、よく書店に並んでいますよね。今度読んでみます。
面白い本って、人に紹介したくてたまらなくなりますよね。
僕は、先週『少しは、恩返しができたかな』を読んで号泣していました。
ノンフィクションの泣ける本には、特に弱いです。
涙も鼻水も垂れ流し状態でした。
泣ける本が好きなので、お薦めの本があったら、紹介お願いします。

投稿: ユウジ | 2006/02/16 11:00

★ ユウジさん
>面白そうって感じがしてきました。
 面白いですよ~。直木賞をはじめ、四冠を達成した本ですもの。読み出したら止まりませんでした。

>ノンフィクションの泣ける本には、特に弱いです。
 あー、ノンフィクションはねー……。泣けますよねー。事実だと知っているだけに、感動もまたひとしおですよね。

>泣ける本が好きなので
 ちなみに私は、この「容疑者~」でも泣きました。息を呑んだあと、号泣です。
 最近また涙もろいので、参考になるものかどうかは分かりませんが(苦笑)。
 ちなみにベストセラーとなったリリーフランキーの東京タワーは、号泣必至らしいです。逆に怖くて読めません(汗。

投稿: リカ | 2006/02/16 15:44

私は東野圭吾には恥ずかしい思い出がありまして
昔、どっかの掲示板でこの人の小説が面白いよって教えてもらって
私も名前だけは見たことがあったけど読んだことはなかったんで
さっそく本屋に行ってみたんですね。
ところが、けっこう大きな本屋なのにこの人の本が一冊もおいてない・・・。
おかしいなあと思いつつ、仕方ないので違う本でも買ってくかと
本棚を眺めていたところ・・・。

ありました。
私は「ひがしの」ではなく「とうの」だと思い込んでいたのでした・・・。
(「と」のところをずっと探してたのよ、とほほほ~)

というわけで(涙)、リカさんお勧めのこの本、昨日買ってきました~。
まだ数ページしか読んでないので、
感想は後日コメントさせていただきますねっ。

投稿: しのぶ | 2006/03/07 04:03

★ しのぶさん
>「ひがしの」ではなく「とうの」だと思い込んでいたのでした・・・。
 あー、なるほど! そういう読み方もできるなあ~。妙に納得してしまいました(汗。掲示板だと文字だけの情報ですもんねぇ。
 そういや、「東野純直」っていう歌手がいましたよね。読みは「あずまのすみただ」。「あ」のところも探す可能性もあったんですね……。
 実は私、東野圭吾デビュー(?)は、ごく最近です。まだまだ読んでない本がいっぱいなので、どんどん読まなきゃ~(汗。

>昨日買ってきました~。
 おっ、ついに読まれるんですね! 面白いですよ、ほんとに。
 ぜひぜひ、感想コメントをくださいませ! もうね、誰かと話したくて仕方ないんですよね~。
 でも、文章の至るところに色々なことを潜ませてあるから、読む前の人には感想を言うことができなくて、ぐっと我慢(笑)。
 では楽しんでくださいね!

投稿: リカ | 2006/03/07 09:36

リカさん!読み終わりましたよ!!!!
うーこれはちょっともうネタバレでもいいのかな(大汗)、でなきゃ何も語れませんねえ。
なんというか凄まじいです、靖子とその娘がどうして警察の執拗な攻撃に耐えられたのか、
なんかもう「うそだろーーっ!」って感じで背筋が凍りましたよ・・・。
確かに理数系の人って、変にストイックな考え方をすることが多いけどでもねえ。
私は泣いたというより、芯から恐怖感を覚えました。

靖子の最後の行為は、数学者にとって一番残酷な行為だったのかも知れないけど
誰があの数学者の希望に添えるようなことができるか、と考えると
おそらくそんな人はこの世にひとりもいないんでしょうね。

>>読んでいて、どうにもオビの言葉に違和感を覚えていました。

うん、これは基本的には合ってるとは思う、でもそれだけじゃなくてある種の狂気も感じますね。
確かに異様なほどの自己犠牲と深い愛情は感じるけれど
彼はまるで、自分以外の人間には解答不可能な数式を作り上げるように楽しんでいたような気もしました。
だから、この数式を昇華させるためには靖子は絶対にあんなことをしてはいけなかった・・・。

ううううう、具体的なことが言えないのがもどかしい!
しっかし、本当にこの人はうまいですねえ。

売れる作家というのは、読者を引き込ませるセオリーを確立してるんだなと改めて思いました。
あれだけ何重にもからみあったストーリーを、よくまあ、きっちりとまとめ上げられるものです。
やー、良い作品を紹介していただきました、ありがとうございます~。

投稿: しのぶ | 2006/03/11 09:40

★ しのぶさん
 読了、お疲れさまでした! 早いですね~。

>でなきゃ何も語れませんねえ。
 ですよねぇ。ネタバレせずに語るのは、ほぼ不可能ですよね(汗。
 コメント欄だし、多少は構いませんよねっ!

>「うそだろーーっ!」って感じで背筋が凍りましたよ・・・。
 そうなんですよ! もう、息を呑むっていうか、言葉を失うというか……。
 どうやら、少しずつヒントは拾っていたんですよ。でも、そこまで考えが至らなかった。まさか、ですもんねぇ。

>芯から恐怖感を覚えました。
 ああ、そうか。恐怖か~。
 私の場合、どうにも先生に同情してしまって、泣いちゃったんですけどね。でなければ、恐怖感を覚えるものなんでしょう。

>おそらくそんな人はこの世にひとりもいないんでしょうね。
 救う価値、というとまあ色々語弊があるかもしれませんが……。やっぱり彼女は葛藤の末、最後の行動に出てこそ、救う価値のある人間だったのかもしれません。懸命に生きるだけで、時に人を救うこともある方々ですものね。もし最後の行動に出ていなければ、読者だって納得しませんよっ! なんでこんな女のために~、って(笑)。

>楽しんでいたような気もしました。
 そうですね。たとえ愛する人のためとはいえ、多少は楽しんでいないと、あそこまで完璧なものはできなかったでしょうし。
 まあ、東野圭吾はおもいっきり楽しんでいたんでしょうが(笑)。
 私が思うに、最初から彼の愛情を正確に把握していたのは、美里ちゃんだけのような気がします。

>具体的なことが言えないのがもどかしい!
 もどかしいです、もどかしいです!
 私もさっきから、決定的なことを言わないように考えながら書いていますが、やっぱり肝心なところは仕掛けがしてあるんですよねぇ。
 本当に上手いですよね。言葉遊び……というか、なんというか、言葉を操っているというか……そういうのが得意な作家さんですよね。

>良い作品を紹介していただきました
 気に入っていただけたようで、私も嬉しいです♪ 私にもまた紹介していただけるとありがたいです! ええ、世の中、未読本だらけですから(汗。

投稿: リカ | 2006/03/11 18:01

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